【ボカロ初心者必見!】ボカロ・初音ミク達を上手に調声するイロハ

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こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。

ボーカロイドエ-デェタ(ピアプロスタジオ等)立ち上げて、本当に歌っているような表情をボカロに付ける。自分の音を作り出す。

ボカロを扱うものなら、誰しもが思う事だと思います。そこで今日は、自分がMitchie Mさんのボカロ調声講義で学んだ事を紹介!

【ボカロ初心者必見!】ボカロ・初音ミク達を上手に調声するイロハです。

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もくじ

1.最初の下拵え

最初に調声をおこなう上の設定を紹介します。下記の様に表情コントロ―ルプロバティを設定してください。

ピッチコントロ―ル

ベント深さ・・・0% ベントの長さ・・・0%

ポルタメント上・下行形付加は無しダイナミクスコントロ―ル

ディケイ・・・0% アクセント・・・50%

表情コントロ―ルプロバティは、最初のメロディを書いて、デフォルトの「ら」が打ち込まれている段階で、全音にこの設定を施します。これで、ボカロの調声の下準備は完了します。

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2.ピアノロール上でおPITラインを作る

先に紹介した設定を施したら、歌詞を打ち込んで、おおまかなPITラインをノートで細かく分割して作ります。

さて、「おおまかなPITラインをノートで細かく分割して作ります。」それってどれ位?と、疑問がわくと思います。答えは、上の参考画像ぐらいです。

自分はノート分割でPITを作る時は、64分音でおこないます。場合によっては、無段階です。どれだけやるかは、歌の表現によって変わりますが、最低でも参考画像まではやります。

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3.各種パラメ-タ-の書き方

ここでは、各種パラメ-タ-の書き方を紹介します。紹介しなかったパラメ-タは、自分は使用しません。

細かいPITの動きはパラメ-タ-で書く

細かいPITの動きは、PITのオ―トメ-ションを書いていきます。これにより、先ほどノートを切って作った大まかなPITラインに、細かな揺らぎを加え人間らしいPITの揺らぎを与えます。コツとしては、大きな値で動かさないことです。

母音もノ-トで打ち込む

母音子音を分けて打ち込む。例としては、「か----」とノ-トを切った場合、「かaaaa」と切ったノ-トに打ち込んでいきます。先ほど書いた様に、自分は母音はアルファベットで打ち込みます。

濁音「マ・ナ」行の前には「ん」を打ち込む

状況によって変わりますが、自分は基本的に64音符で打ち込みます。

さ行「シ・ス」を子音・母音に分けて打ち込む

これは、経験がものをいう音なので一概にこうとは、云えないところもあります。

ヒント的には、何処でノ-トを分割するかがカギです。また、オーディオファイルで書き出した後に、iZotopeのRX等で、バランスを整える方法もあります。

DYNは高めで音質コントロ―ル

数値は基本64位。
おおざっぱにやっても構いません。DYNは、かなり音質を変えてしまうので、注意して設定しましょう。

なお、数値を上げると明るい音になっていきます。

GENは言葉によって下げる

大体64~40位

低音は下げる事で音抜けが良くなります。

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4.その他

場合によって使用するパラメ-タ-の使い方は以下とうりです。

ブレシネス 20~30でアタックをつけたいところに尖った風に書く。

ブライトネス EQぽいもの、数値80位でダイナミクスと対になって動く。または音質を下げたたい時に使う。

ベロシティ- カ行タ行は基本マックス。

ポルタメント 基本数値64、ここぞという時に100~120まで動かす。

以上が、オーディオファイル「WAV」に書き出すまでにやる事です。

此処から、オーディオファイルに書き出しをして、メロダイン等かオ―ディオボリュームを細かく書くいたり、iZotopeのRX等で、声の表現表情を作り上げます。

これが終わって、始めてプラグイン等でmixのヴォーカル処理をします。

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5.まとめ

ボーカロイドエ-デェタ(ピアプロスタジオ等)立ち上げて、本当に歌っているような表情をボカロに付ける。自分の音を作り出す。

ボカロを扱うものなら、誰しもが思う事だと思います。自分も、ボカロ曲を作るたび研究しています。はじめは、自分も右も左もわからず、右往左往していました。たまたま、Mitchie Mさんのボカロ調声講義がある事を知り、そこで学ばせて頂きました。今回はそこで習った事と実践して気付いたことを紹介しました。

以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

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