楽器演奏する上での椅子と日常生活でも役立つ姿勢について

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こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。

楽器を演奏するのに、姿勢はかなり重要です。姿勢によって、演奏の良し悪しが出て来る事もあります。また、座奏する時には良い姿勢が崩れない、椅子を用意するか自ら姿勢を保たなければなりません。

そこで本記事では、

楽器演奏する上での椅子と日常生活でも役に立つ姿勢について紹介します。

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もくじ

1.座奏する上での椅子

 

座奏で楽器を演奏するうえで、見逃してはならないのが椅子の存在です。この椅子によって、良い演奏が出来るか出来ないかが決まることもあります。

例えばピアノ、しっかりとした姿勢が保たれていないと、指先にまで力がいきわたらず、繊細なタッチや鬼気迫るような鋭いタッチは出来ません。

これは、ギタ-にも言えることでやはり、しっかりとした姿勢が保たれていないと、指盤上を自由に行き来することは難しくなります。

また、椅子の硬さも問題です。ピアノの椅子ってお世辞にも柔らかいとは言えませんよね。ですが、あの硬さが演奏する上で長年考え尽くされた硬さなのです。

ちなみに、高さをあ合わせてギタ-を弾いてみるととても演奏がおこないやすいです。

では、柔らかいソファ-で演奏すると結構弾きづらかったりします。そもそも、椅子自体も低く柔らかすぎて、安定もしません。ソファ-によっては、立奏より引きづらくなることもあります。

この様に、座奏するうえで、演奏姿勢がたもてる椅子選びはかなり重要になります。では何が良いか、いくつか紹介します。

・各楽器用の座奏用の椅子

・パイプ椅子

・足がしっかり踏ん張れる、丈夫な箱。

・安いデスクチェアー

こんな所が、扱いやすくて良いとでしょう。あとは、どれだけ良い姿勢を保てれるかどうかに関わってきます。では、どのような姿勢が良いのでしょうか?

次の章で、掘り下げていきます。

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2.演奏する上での姿勢

スポ-ツよりはるか前から、姿勢や重心位置について楽器演奏は考えられてきました。今でこそ、スポ-ツ業界も体幹体幹と言うようになりましたが、長い時間楽器を演奏する奏者にとっては、もともと当たり前の事だったのです。

今はなぜか、スポ-ツから逆に持ってきて「良い演奏をするために体幹を鍛えるのだ!」とこの様な風潮が出てきていますが、古くからこの考えはあって、演奏していくうちに身につくか、指導者が指導したものです。ただ、言い表し方が違っただけです。

なにせ、楽器演奏はスポ-ツよりはるか前からあるモノなのですから…。

体幹を鍛えれば良いは誤解

スポ-ツ業界では、やみくもに体幹を鍛えろという風潮が出てきています。

確かに、体幹を安定させるのは良いことです。ただ鍛えるという表現はおかしい、この考えのおかげで無駄なトレ-ニングをしてしまっている人を良く見かけます。闇雲に体幹ばかりを鍛えたところで、何の得にもなりません。下手すれば、パフォ-マンスを下げてしまう結果にもなりかねません。

体を安定させる要因は、体幹を固めるでは無くて重心の位置、その動きをサポ-トする体の動きです。これを共わない体幹トレ-ニングは何の効力も発揮しません。

では、そこのところを掘り下げていきます。

固める体幹には何の意味もない

クランプに代表される固めるだけの体感トレ-ニング…。そんな事するなら、普通に腕立て伏せをした方が良いです。腕まで鍛えれて動く体幹が鍛えれて一石二鳥です。できなければ、膝をつけば良いです。

楽器演奏なら、座奏で足を上げて基礎練習をすれば、これも動く体幹トレ-ニングです。

ただ固めて、じっとしているだけの体幹トレ-ニングは確かに苦しいですが、パフォ-マンス向上の為には、用をなしません。

では、なぜか…?

理由は、ただ一つです。脳に動作をするというシグナルが無いからです。何かをしながら、その姿勢を保つならその動作に意味が生じますし、違う動作をしても、身体と脳が神経がつながりやすいです。ただじっとして、耐えているだけであるなら、忍耐はつくかもしれませんが、動く為のパフォ-マンスにはなり得ません。

体感を、猛烈に鍛えたいなら、ボルダリング等をした方がよいです。楽器奏者なら、ザックを背負っての登山の方がよいでしょう。心肺機能も持久力も鍛えられます。

重心位置がすべて

体感ではないとしたら何か?

全ては、重心位置です。

この位置によって、体の方向は変わります。この重心位置をコントロ-ルする為に、体幹部の動きが必要となるのです。これは、楽器を弾くときも同じです。この位置がままならなければ、うまく指先も動きません。

では、重心位置での体の動きと姿勢を保つ上でのコツを紹介しましょう。

・重心が左

重心が左にあると人は、前に進みます。つまり前方向に力が掛けやすい状態になります。動作にするには、この重心位置でおこなうとやりやすくなります。これは、日常生活にも楽器演奏・スポ-ツ全般に共通して言える重心位置です。だ

だいたい楽器を構えて、様になる人は重心が左か左寄りにあります。

・重心が右

重心が右だと、後方向の力がかかります。様は体にブレ-キがかかります。つまり動きが止まる状態になります。当然、体の各所が動きづらくなります。ですが、だいたいこの位置に体が来るのは、そんなに長くは来ません。右に重心が来てその後、左過重になっていきます。どの様な状態かというと、体が右またはセンタ-に残って、重みだけが左にいっているだけの状態です。この状態になると、身体は動くには動きますが、イメ-ジ通りにはいうことをあまり聞いてはくれません。

・重心がセンタ-

重心がセンタ-にある場合、前後方向にも動くことができます。ですが、人の構造上。センタ-に自分が重心があると思っても、少し左寄りに重心はあります。イメ-ジで言うと背骨の左端に重心軸がある感じです。この感じが、左寄りの重心位置の感覚です。

日々の生活はもとより、楽器演奏・スポ-ツを行う上でも、知っておきたい、そしてモノにしたい重心位置です。

・脇をしめる

脇をしめると、自然と胸が開き姿勢がよくなります。そしてこの事により、姿勢も安定して細かい動作がしやすくなります。

ただ、無理にしめると固まってしまうので、自然としめる感じを保ってください。そうすれば、楽器演奏の役に立ちます。

・脇をひらく

脇がひらくと、猫背気味に体が前のめりになり、細かい動作がしづらくなります。楽器演奏には向かないと思います。

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3.まとめ

楽器を演奏するのに、姿勢はかなり重要です。姿勢によって、演奏の良し悪しが出て来る事もあります。また、座奏する時には良い姿勢が崩れない、椅子を用意するか自ら姿勢を保たなければなりません。

姿勢に対しては、脳神経外科の先生がおっしゃっていた事があります。

「欧米人は、脇がひらき気味で猫背が多い、これを修正させたら、手術での集中力とミスが極端に減った。」

姿勢がもたらす、パフォ-マンスの1エッピソ-ドです。

また動く体幹、固める体幹については、自分がプロスポ-ツ選手と言う事もあって、長年の経験と、その見地から書かさせて頂きました。

本記事では、

楽器演奏する上での椅子と日常生活でも役に立つ姿勢について紹介しました。

以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

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