こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。
メジャ-歌手のレコ-ディング現場はすごいです。技術さることながら機材。多少のセッティングはいりますが、録るだけで良いモノが録れる機材で録ってます。いい機材で録れば、良い録音ができる。そんな機材と一流エンジニアがいるのが、プロのレコ-ディング現場です。
では、アマチュアやプロ志望の人は、良い録音が出来ないのでしょうか?いいえそんな事はありません。一部の機材は手が届くような物では無いですが、使ってるPCのソフトは手に入る値段になってきました。また、手に入らなかった機材も、遥かに安価で遜色のない機材も出てきました。今の時代、レコ-ディングスタジオと宅録の差は、ほぼ無くなりました。そこでプロクオリティを求める貴方に…
プロの歌手のレコ-ディングとそれに迫る自分での録音・宅録の方法を紹介です
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もくじ
1.歌手のレコ-ディング
一流どころの音楽事務所に所属して、しっかり売り出すつもりならば、スタジオも一流の所でレコ-ディングエンジニアをそろえて、すごい環境で録音します。ああ…憧れの環境ですね。とは言え、そこまでのスタジオでなければ、ネット等で探せば数多くあります。そこが、音質的に劣るかと言えば今の現状では、そこまで変わりが無いというのが今です。でも、用事で乃木坂のソニ-に行った時、いいな…ここで仕事が出来たらと憧れたものです。
2.プロの様なレコ-ディングするには
プロの様なレコ-ディングするには、プロに頼めばいい。これが答えです。もしくは、自分自身が経験を積んで近付いて行くしかないのです。誰しも、最初は素人。プロとアマチュアの違いは、同じクオリティーの物を仕上げる速さと安定感です。では、各レコ-ディングについて紹介します。
スタジオでレコ-ディングエンジニアにお願いする。
最初からお金の話をすると、2時間位で¥15000円位からですね。最初の段階で、エディット等どこまでやってもらえるか確認しておきましょう。因みに、お値段の天井はどこまでも高いのであしからず。レコ-ディング時に重要な事は、エンジニアとの意思の疎通です。しっかりと自分がどうしたいのか、相談して納得しましょう。そして、しっかり練習してからレコ-ディングには臨みましょう。レコ-ディング現場は練習の場でなく、エンジニアさんとの真剣勝負の場です。1テイクで終わらす位の気合で臨みましょう。
スタジオで自分で録音する。
レコ-ディングスタジオを借りて、機材持ち込みでレコ-ディングする方法もあります。スタジオ代だけなので、機材を持っている人は費用が抑えられます。また持っていない機材はレンタルができるスタジオもあります。確認しておきましょう。インディ-ズや自主販売ならばこの方法でも良いでしょう。
メリット
・エンジニアにお願いするより費用を抑えられる。
・機材/エンジニアに、気を使わなくてよい。(機材を借りた場合その限りでは無い)
・宅録より良い音質でレコーディングできる。
デメリット
・エンジニアがいないので、すべて自分でやらなくてはならない。
・第三者の意見が聞く事が出来ないので、判断に迷う。
・スタジオ料金がかかる。
自宅で録音する。
「宅録」という自宅で録音する方法もあります。今はエディットソフトの性能が上がり、かなりの環境ノイズを消す事が出来て、音質の劣化を最小限に抑えれるソフトもあるので、宅録でのレコーディングも視野に入ってきました。インディ-ズや自主販売ならばこの方法もありかもしれません。
宅録の基本について書いた記事はこちらです。ご精読ください。
宅録でのマイク録音の基本、歌声を録音するコツと必要な機材を紹介
メリット
・環境が許せば、いつでも録音ができる。
・費用が抑えられる。
・自宅という安心感。
デメリット
・良い音質で録ることが、難しい。
・練習なのか、本番なのかの区別がつきづらい。
・第三者の意見が聞く事が出来ないので、判断に迷う。
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3.自分で録音するには
メリット・デメリットは、先ほど紹介しましたが、ここではどの様に録るか、録音機材等を紹介したいと思います。
機材
しっかりレコ-ディングたいのであれば、最低限の機材は以下のとうりです。
・PC=Cori5以上 メモリ-16G SSD125G Win・Macどちらでも良い。
・オ-ディオインタ-フェイス=概¥15000以上の物を購入して下さい。
・マイクプリアンプ=できれば、コンプレッサ-も付随している物が望ましい。
・コンデンサ-マイク=大体1~5万位の物を選んでください。取り扱いは注意です。
・各種ケ-ブル=ケーブルで音は変わります。無理に高い物を買わなくても大丈夫。
・サスぺ-ションフォルダ―=マイクに付随しているありますが、無ければ購入です。
・ポップガード=息等のノイズを軽減します。マイクに付随してることもあります。
・アビエントルームフィルタ-=部屋の反響音等のノイズを軽減します。
・マイクスタンド=ブームマイクスタンドと呼ばれる、標準的なモノが良いでしょう。
・ヘッドホン=録音時に必要になります。モニタ-用を買いましょう。
・DAW=Vstプラグインが使えれば、付属でついてきたモノでOK。オススメはStudio one professional。
・エディットソフト=ノイズ除去iZotope RX 音程修正Melodyne
・プラグイン=iZotope Nectar ・Waves H-EQ/CLA-3A/Tune Real-Time
録り方
マイクをマイクスタンドにサスぺ-ションフォルダ―でセット、この際アビエントフィルタ-・ポップガ-ドもセットします。次に各ケ-ブルをつないでいきます。つなぎ方は…
マイク-マイクプリアンプ―オ-ディオインタ-フェイス―PC と、つなぎます。
次にマイクの網の中心が口の高さに来るように、マイクをセットしてください。なお、コンデンサ-マイクは前と後ろがるので注意が必要です。逆だと取れませんよ。DAWを立ち上げ、プリアンプのスイッチを入れて、DAWの録音するファイルに音が来ていることを確認します。
確認が終わったら、マイクプリアンプのコンプレッサ-かDAWプラグインのコンプレッサ-で、小さい声の時に少しコンプが掛かるように設定します。これで、大きな音が入力されても音が割れづらくなります。なお、自分の歌う位置を変えて、音量をコントロ-ルする人がいますが、やめましょう。録音後のエディットが、最悪出来なくなり録り直しになります。
因みに、マイクは近くで歌えば音が太くなり(低音が増える)遠くだと細くなります(低音が削られる)。この事を踏まえて、録音したい自分の音を見定めて下さい。なお基本は、大人の握り拳一つ分です。
後、どれ位のテイクを取ればよいかですが、一日最大で5本です。これを目指してください。これ以上は、もう一度練習してからレコ-ディングに臨みましょう。
エディット
Melodyne等で音程修正やミスったところDAWのパンチアウト機能を使い差し替えたり、iZotope RX等で録音時のノイズの除去を行います。その後Nectar/H-EQ/CLA-3A/Tune Real-Timeのプラグインで、mix用に音を整えていきます。
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4.まとめ
メジャ-歌手のレコ-ディング現場はすごいです。技術さることながら機材。多少のセッティングはいりますが、録るだけで良いモノが録れる機材で録ってます。いい機材で録れば、良い録音ができる。そんな機材と一流エンジニアがいるのが、プロのレコ-ディング現場です。
では、アマチュアやプロ志望の人は、良い録音が出来ないのでしょうか?いいえそんな事はありません。一部の機材は手が届くような物では無いですが、使ってるPCのソフトは手に入る値段になってきました。
DAWならCubease proやStudio one professional等、 ソフトプラグインならWaves・iZotope等は、プロの現場でも使われるソフトです。また、手に入らなかった機材も、遥かに安価で遜色のない機材も出てきました。AMATERAS等がそうですね。自分も使っています。今の時代、レコ-ディングスタジオと宅録の差は、ほぼ無くなりました。そこでプロクオリティを求める貴方に…
プロの歌手のレコ-ディングとそれに迫る自分での録音・宅録の方法を紹介しました。
以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。
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