こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。
本日は、はじめて本格的にDTMを、始めるときに揃えるべき機材を紹介したいと思います。
はじめて始める時は、人に聞いても本で調べても店員さん説明を聞いても、
何が何を指示しているのか、わからないものです。
自分もそうでした。
本を読んでも、ネットで調べても、そこに書いてる用語がわからないので、
いったい何が何を指示してるのか、わからないので…とにかく分かった気になって、
買ってみたり触ってみたり教室に習いに行ったりして、覚えていったものです。
そんな、DTMをいまからやっていこうと、思っているあなたに少しでも役に立てるよう、
いまから、最低限しっておくの用語と必要な機材について紹介していきたいとおもいます。
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もくじ
1.DTMとは…
DTMとはデスクトップ・ミュ-ジック(Desktop music)の略称です。
まさに読んで字の如く、デスクトップ=PC・音楽=music。
PC上で作り上げる音楽制作全般の事をさします。
DTMにより、作曲活動が非常に便利になりました。
何が便利になったかと言いますと、
一昔前は、五線譜に音符を書けなくては曲を書き留めるたり、
比較的簡単に伝えたりする手段がありませんでした。
そして、この五線譜というのが、音楽をする上で最初にして最大の壁として、
初心者に立ちはだかっていました、それは何故か…。
皆さん、どうですか?
譜面、初見ですらすら読めますか?
大体の方は、上がったり下がったりは分かっても、
音符の長さ、休符の長さはあいまいで、合っているかどうか分からないと思います。
ゆえに楽譜があっても、一度しっかり読める人に、弾いてもらうか歌ってもらうか、
はたまた音源を聞いて、概ねの曲のイメ-ジを記憶して、それを頼りに譜面を読み上げていたと思います。
しかし、DTMがやれれば譜面が読めなくても、譜面をPCのDAW(音楽制作ソフト)に打ち込めば、
容易に曲を再現する事が可能とです。
ということは、自分で音符の長さが把握できなくても、作曲をする事も可能となったという事です。
確かに作曲については、色々なスキルが、まだ数多くありますが、
そのことは、折を見て書きたいと思います。
さて、音符を打ち込んだりするのは、DAWを扱うことの基礎です。
これから、DAWを扱うならば必要な事なので、そこまで気にはならないと思いますし、
何より譜面を読んだり、作曲する上での一番厄介な、音の長さを探し出すことができる恩恵の方がはるかに嬉しいはずです。
他にも、在宅でレコ-デング・ミックスマスタ-リングまで、製品レベルまで作り上げる環境が可能となった事。
もっとも、それに伴うスキルはかなり必要となりますが、一昔前のレコ-ディングスタジオで料金を気にしながら、
時間に追われてのレコ-ディング、専門エンジニアに頼んでのミックスマスタ-リングをお願い・依頼することなく
楽曲を仕上げれるとは、DTMの恩恵は計り知れないです。
個人的には、ミックスマスタ-リングは専門エンジニアには流石に敵わないと感じてますけどね。
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2.PCのベストな仕様は…
これは、WindowsとMacでは仕様が異なります。
あくまで、快適に作業ができる環境として提案していきます。
Windowsなら、CPUはCore5以上、メモリ16G以上SSD500・HDD1T以上ここまでが最低ラインです。
これ以下になると、色々なプラグインが快適に動かない、可能性が出てきます。
それどころか、DAWによってはPC推奨を超えていても、突然止まったりするので、
せっかく作っていた、音源デ-タ-が飛んでしまう危険性があります。
一番これが怖い!
Macなら、CPUはCore5以上、メモリ8G以上SSD500以上でHDDは外付けで1T以上が最低ラインです。
Macは、PC上で元々動いているオペレ―ションソフトが少ないので、少しメモリーを下げる事ができます。
そして、MacはThunderboltがついているので、HDDも外付けで大丈夫なはずです。
因みに自分の音楽制作PCの仕様は、WindowsでCore i7 メモリー32G SSD500 HDD2Tです。
これならまずDAWが止まる事はありません。
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3.DAWとは…
DAWとは、PCでの音楽制作ソフトの事、PCでの音楽制作の中心的なソフトです。
このソフトに、譜面を打ち込んだり、作曲したりアレンジしたり、
はたまた、ミックス・マスタリングしたりします。
Macであれば、デフォルトでGarageBandが付属されているはずです。
結構優秀なソフトなので、これでDTMを始めるのもアリです。
では、「Windowsではないのか?」と言われそうなので、お答えします。
本格的にやるには、Windows系の無料のDAWは進めません。
色々な制約があったりと、どうしても色々な制限が掛かってしますので、
どうしても、資金を抑えたい以外は勧められません。
では、なにが良いか?
さまざまな種類のあるDAW、どれを選べばいいか悩みます。
プロのエンジニアの方はPro Tools が主流のようです。
プロのエンジニアリングをするわけでは無いので、
どうしてもこれという以外は選択から外しましょう。
世界的シェアは、Live。日本ではCubaesこの頃じわじわとStudio one。
他にも、色々と魅力的なDAWがありますが、此処では割愛させて頂きます。
主要3種類の違い
読んで字のごとし、Liveに適したDAWで、色々なパフォ-マンスに適したDAWです。
世界的シェアもNo.1ですし、最上級ソフトは追加音源がいらない程、豊富なのも特徴です。
Cubeas
日本のシェアはNo.1のはずです。故にDTMの事を他のDTMやっている人に聞くのあたり、
答えが返ってくる確率が高いのも、このソフトの利点です。たしか、オ―ディオインタ-フェイス等に
バンドルで付属されているモノでも、Vstプラグインが使えたと思うので、プラグイン追加で考えても
かなり有利です。
Studio one
Cubeasを作っていた人たちが作り上げたDAW。Cubeasで使いづらい所を徹底的に改善しているので、
かなり使い易いのが特徴です。自分のメインのDAWもこのStudio oneです。
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4.プラグインとは…
DAWを使うにおいて、様々な作業を行うについて必要な効果をもたらすものです。
有料のものですと、色々ありますがizotopeやWavesが有名です。
色々な状況に応じた、プロのエンジニアも使う様々なエフェクトが揃っています。
たとえば、ディレイやリバ-ブなどや、ミキシング・マスタ-リングに必要なソフトなど、
色々さまざまな効果うみだすプラグインが販売されています。
また、音源でもプラグインはあります。
Native Instrumentsなど色々な所から、魅力的な
音源が販売されています。
もちろん、DAWのデフォルトのプラグインもあります。
結構使いかってが良い物もあるので、一度は試してみるのをお勧めします。
「無料のプラグインは無いのか?」と質問がきそうなのでお答えしておきます。
無料のプラグインは存在します。
ただ、気付けないと色々な制限が存在するので、せっかく作った音源に悪影響を与える事があります。
その点を注意して、割り切って使うならよいと思います。
くれぐれも、自己責任でお願いします。
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5.その他必要なもの
音の出入り口のオーディオインタ-フェイス。
これが無いと、内外部音源のギタ-・シンセ等を鳴らしたりMIDIキーボ-ドで弾いたり時の
レンテンシ(音の遅延)が酷いことになります。
専門的なことは、ここでは割愛しますが値が高くなれば為るほどレンテンシと音の質が良くなります。
はじめの物としてオススメできるのは、上の画像にあるような、
オーディオインタ-フェイス・コンデンサ-マイク・ヘッドホン・各種ケ-ブルがセットになった物でしょうか。
はじめて始めるなら、これがベストだと思います。
またこれだと、バンドルでDAWが付随してくることが多いので何かとお得です。
そう考えると、此処で何がDAWで付いてくるかは重要かもしれません。
Vstプラグインが使えるDAWなら、初期段階の余分な出費は抑えれますからね。
次に音を外に出せる環境なら、スピ-カ-これは、安いモノで大丈夫です。
自分も最初は、アマゾンで2500円位で購入したものを使ってました。
ハッキリ言って、細かい音はヘッドホンで確認すればいいのですから、
初期の段階では、そんなにいいモノは必要ありません。
あとは、マイクスタンドと36鍵位のMIDIキ―ボ-ドあればいいと思います。
なお、ボカロPをやりたいのであれば、マイクとマイクスタンドはいりません。
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6.まとめ
以上が、本格的にはじめるあたって、最低限必要な機材と用語です。
まとめるとこの様な感じ。
DTM
DTM=デスクトップ・ミュ-ジック(Desktop music)の略称。
PC上で作り上げる音楽制作全般の事をさします。
DAW
DAW=PCでの音楽制作の中心的なソフト。
譜面を打ち込んだり、作曲したりアレンジしたり、ミックス・マスタ-リングしたりする。
プラグイン
DAWを使うにおいて、様々な作業を行う時に必要な効果をもたらすもの。
または、音源として使うプラグインもある。
PCの仕様
Windows-CPUはCore5以上、メモリ16G以上SSD500・HDD1T以上
Mac-CPUはCore5以上、メモリ8G以上SSD500以上でHDDは外付けで1T以上
その他、必要なもの
オーディオインタ-フェイス・コンデンサ-マイク・ヘッドホン・各種ケ-ブル
マイクスタンドと36鍵位のMIDIキ―ボ-ド(ボカロをやるならマイク・マイクスタンドはいらない)
さて、
色々とこれから学ぶべきことが、出てくると思います。
でも、音楽が好きならば、乗り越えていけるはずです。
音を楽しむと書いて音楽!
皆さん楽しいDTMライフをお過ごしください。
では、今回はこんなところで終わりにします。
以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。