クリックとは【演奏・レコ-ディングに重要な基準】を紹介!

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こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。

ピアノを始めとする楽器演奏練習や歌唱練習。楽器録音や歌唱録音時にも、リズム把握の為に使用されるクリック(メトロノーム)は、これが無いと始まらない位、重要な機材です。

なのですが、意外に蔑ろにされるのもクリックで、そしてまた、上手い人ほどクリックの重要性を知ってます。そこで本記事では…

クリックとは、【演奏・レコ-ディングに重要な基準】を紹介します。

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もくじ

1.クリックの重要性

歌にしろ楽器にしろ、録音または練習にとても需要なクリック。これが無いと、基本的なリズムを感じる事が出来ません。まさに、音楽を構成する上での枠組み。これを知らずに練習しても「型無し」になってしまいます。

ただ、クラシック・Jazz等の本番ではクリックは使用されませんし、Rock・POPsでも、一定以上にランクに為らないと使用させてもらえません。だからと言って、クリック無しで練習はナンセンスです。

クリックとは

メトロノームやリズムマシン。打ち込みで作るモノや既存の道具を使う物、とにかく規則正しいリズム音を、打ち出せるものは、全てクリックです。

自分のクリックは、DAWを立ち上げた時はDAWで打ち込んで作ったものを、その他の時はスマホアプリのクリックを使用してます。

クリックは神である

歌や楽器の録音時は、クリックは神です。テンポが1曲を通して、決まっている楽曲には、絶対必要な神様です。これを聞き、これに合わせながら歌い又は弾いていく。

「そんなんじゃ、グル―ブは生まれねぇ!」

という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です!人間ですからね、きっちり弾いてる様で前後に多少なりともズレているモノなのですよ。このズレが、グル―ブになっていきます。

と言っても、テンポが変わらない楽曲ではの話です。テンポが目まぐるしく変わる曲は、奏者達のリズム感が試されます。つまり難易度が高い曲と云う事です。

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2.クリックを使った練習

クリックを使った練習とは、どの様なものがあるのでしょう?楽器を弾いている時ばかりが練習ではありません。いつでもどこでも、リズム練習は出来ます。例えば、車のウインカ-の音、これを裏拍でとったり表拍でとったりして、口遊んでみる。これでも、立派なリズムトレ-ニングになります。

手拍子で裏拍取れますか?

4分音符で鳴らしたクリックを、裏拍で手拍子でリズムとれますか?まずは、試してみて下さい。

これは基本的な練習で、まずこれが出来るかが重要です。さて、できたでしょうか?できなくても気にしない下さい。トレ-ニングすれば誰でもできるようになります。手拍子がダメなら、歌えばよいです。では、方法を紹介します。

・裏拍の取り方

1.4分音符のクリックで、8音符を意識して「1・2・3・4・5・6・7・8」と、英語でカウント。

2.「1・2・3・」数え4の所で「1・2・3・4・5・6・7・8」再びカウントを始める。

3.4分音符に対する裏拍で、カウントが取れているはずです。再び同じ事すると表拍に戻ります。

16ビ-トをシッカリとれてますか?

16ビ-トをシッカリとれてますか?自分のギタ-の師匠は、「概の日本人は16ビ-トを取ってる気になっているだけ」と言ってました。そのことを踏まえて、ライブとかに行くと16ビ-トを立てノリで無理やりビ-トに乗っているのを見られます。16ビ-トは横ノリの音楽なので、裏拍で音を取る感覚が無いと、ビートに乗り切るのは厳しいです。

つまり、いしょ、っこいしょ」のノリでは、ノリきれません。

ではどの様にノルか?

16分音符で、ゆっくりのテンポでよいのでクリックに合わせて、手拍子でも鍵盤の2音でもギタ-のカッティングでも、どれでも良いですから弾いていて、クリックと一体になっていく様な、気持ち良い感覚が出てきたらノレてきた証拠です。この感覚をいつでも出せれば、どの様なビ-トにも乗ることが可能です。

クリックを聞きながら録音する

実際にクリックに合っているかどうかは、第三者の耳が必要です。

とはいえ、そう都合よく聞いてくれる人もいませんし、その人のリズム感が優れているかどうかも分かりません。

もし、録音するものを持っているなら、録音して聞き直すことを勧めします。自分の演奏を、改めて聞くのは必要な事ですし、クリックを流しながら録っていれば、タイミングが合っているかを、調べれます。もしくは、DAWを使っているなら、DAWでの録音をオススメします。これなら、自分の演奏が視覚的にもあっているかどうか、確かめられますしごまかしも聞きません。ぜひ検討ください。

ギタ-の事で書いた記事ですが、録音等をしての練習の事が書いてますので、是非ご精読ください。

DAW利用ギター 練習方法・録音・Youtube投稿で上達

クリック無しを目指して…

最終的に、目指すところはクリック無しでも、リズム感のある演奏や歌唱をする事です。音楽のプロでも無いかぎり、クリックを聞きながら本番をやる機会には、滅多に無いでしょう。自分の中の本番で、クリック無しで演奏・歌唱が出来る様になる為にも、正確なリズム感を養うために、クリックを聞いて練習すべきです。

大体の上手くない演奏・歌唱はリズム感が無いモノが多いです。逆に言えば、リズム感があれば、何となく良く聞こえるものです。ぜひクリックを聞いて、練習しましょう。

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3.まとめ

ピアノを始めとする楽器演奏練習や歌唱練習。楽器録音や歌唱録音時にも、リズム把握の為に使用されるクリック(メトロノーム)は、これが無いと始まらない位、重要な機材です。

なのですが、意外に蔑ろにされるのもクリックで、そしてまた、上手い人ほどクリックの重要性を知ってます。

自分のギタ-の師匠は、練習時は必ずクリックを出すように指導されました。確かに、始めのうちは上手く合わなかったり、耳障りだったりと、正直「うっとしい」と思ってました。でも、Youtubeでトモ藤田氏の演奏を聴いた時、ビックリしました。クリックを出しているのにクリックが聞こえない。正確にリズムがシンクロするとなる現象らしいのですが、これは良い勉強になりました。それ以来、その状態を目指して練習を続けたら、時々同じような現象が出来る様になりました。ここまでくると、クリック全く気にならなくなります。逆に聞こえなくて不安になります。

今回の記事では…

クリックとは、【演奏・レコ-ディングに重要な基準】を紹介しました。

以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

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