レゲエのドラム打ち込みとベースラインの作り方

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こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。

レゲエは基本的に、打ち込みではなく生楽器で演奏するものです。

また、RockやHIP POPなど幅広いジャンルと融合できるのもレゲエの特徴です。

ザックリと特徴と作り方を知りたい方は、こちらお記事をお読みください。

レゲエ風の曲に必要な楽器構成・基本的な曲の構成と作曲方法を紹介

ここで疑問が…RockはまだしもHIP POPは、打ち込み系の楽曲が多いジャンルです。やはり、HIP POPなどのジャンルでもレゲエ風にするには、生楽器を使わなくてはならないのでしょうか?

いいえ、「打ち込みでも表現はできます。」

本記事では、

リズムにレゲエのエッセンスを入れる為に、ドラムの打ち込み方とベースラインの考え方を紹介します。

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もくじ

1.ドラムの打ち込み

レゲエやスカは、ラテンのリズムがカギとなるジャンルです。ドラム・パーカッションとベースのリズム陽気なラテンリズムを刻みつけるだけでも、

「楽曲の方向性を変えるだけの力があります。」

ドラムの基本的な打ち込み方。

バスドラム

・1拍でバスドラム叩かず、2拍4拍でバスドラムを叩く方法と4つ打ちでバスドラム叩く方法がある。まずは、4つ打ちで打ち込んで様子を見るのをすすめます。4つ打ちは応用性が高いので、ここから始めると便利です。

スネアドラム

・高い音にチュ-ニングした音色を選ぶか、リムショットを使って打ち込むと雰囲気が出ます。

ハイハット

・クロ-ズハットで8分音符で打ち込むか、オープンハットで2拍4拍で鳴らす方法があります。まずは、クロ-ズハットで8分音符で打ち込んでみて、曲の雰囲気から変更していけばよいでしょう。

クラッシュ・シンバルなど

・小節終わりの区切りが良い場所の、4拍目にクラッシュ・シンバルを入れるとレゲエ風の雰囲気が出ます。少し強めに打ちこんでおくと、よりレゲエ風のアクセントになります。

パ-カッションなど

・「ボンゴ・カウベル・シェ-カ-など」をリズムのアクセントに打ち込んで、リズム音色を彩っていくとよりラテンの雰囲気が出て、レゲエやスカの雰囲気をだせます。

基本的な打ち込みのコツ

1.バスドラムは、4つ打ち。

2.スネアドラムは、2拍と4拍

3.ハイハットは、8分音符。

まずこれを基本に考えリズムを自由に、自分が思うレゲエ・リズムに彩っていけばよいでしょう。

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2.ベースの打ち込み

レゲエのベースは、うねる様なべ-スラインが印象的です。そして、ルートをを中心に低い音を使うのも特徴です。

べ-スラインを構成する音は、コード進行に沿ったスケ-ル音を使い、ルート音を中心に構成すればよいでしょう。あくまで、ドラム・パーカッションのリズム感は崩さないように、ベースラインを組んでください。

ぶっちゃけ、べ-スラインはルート音だけでもどうにかなりますが、

「レゲエの図太いべ-ス音はどのように打ち込めばよいか?」

この事については、演奏するより打ち込みの方がむしろ簡単で、リズムのミキシングの際にベースの周波数帯域にバスドラムの周波数帯域のかぶりを少なくすれば、問題は解決します。

また、ベースとバスドラムの波形に注意して、位相がずれないように波形をしっかり合わせておきましょう。この事は、楽器を録音した時も同じです。

これでかなり、図太いリズム隊が打ち込みで再現できるでしょう。

参考音源(ドラム・ベースのみ)

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3.できれば、楽器を弾こう!

楽曲を打ち込みだけでなく、どれか一つでも良いですから録音してみましょう。

これをやるだけで、曲の雰囲気が変わります。ほんの少しのことでも、自分が表現したい楽曲が作れるなら、実行する価値はあります。

よほど特殊なジャンルでない限り、すべて打ち込みで完結することはありません。

ましてや、レゲエは生楽器で演奏するジャンルですから、打ち込みでなく録音された楽器があれば、雰囲気は格段に向上するでしょう。

下の参考音源は、ドラム・ベース・ギタ-のシンプルな構成ですが、ドラム以外は録音で作ったバッキングです。

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4.まとめ

レゲエは基本的に、打ち込みではなく生楽器で演奏するものです。

また、RockやHIP POPなど幅広いジャンルと融合できるのもレゲエの特徴です。

ここで疑問が…RockはまだしもHIP POPは、打ち込み系の楽曲が多いジャンルです。やはり、HIP POPなどのジャンルでもレゲエ風にするには、生楽器を使わなくてはならないのでしょうか?

いいえ、「打ち込みでも表現はできます。」

ブラックミュ-ジックのエッセンス特有のリズムのよれというか揺れ感を、再現するにはMIDEのグリットにジャストでは、厳しいですが打ち込み方を楽器を弾いたような、よれ感を出して打ち込めばグル-ブ感も増して、レゲエの雰囲気に近くなっていくでしょう。

本記事では、

リズムにレゲエのエッセンスを入れる為に、ドラムの打ち込み方とベースラインの考え方を紹介します。

ザックリと特徴と作り方を知りたい方は、こちらお記事をお読みください。

レゲエ風の曲に必要な楽器構成・基本的な曲の構成と作曲方法を紹介

以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

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