こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。
DTM・DAWをはじめて、ある程度は楽譜の曲も打ち込めるようになった。
作曲もボチボチやれる様になってきた。
この頃になると、ミックス・マスタ-リングに興味をもったり、音源ソフトが気になったりして、ネットや書籍で情報を集め出すと思います。
そこで今回は、初心者を抜け出すぐらいの人が欲しくなる、
ミックス・マスタ-リングに使える、エフェクトプラグイン8種類を紹介します。
自分にも経験がある事ですが、ネットで調べても本読んでも、「どれを導入していいかわからない!」調べれば調べるほど、全部いるように思えて沼にはまってきます。
紹介する8種類は、自分がミックス・マスタ-リングをする中で、使い続けているプラグインです。良いソフトばかりなので、ぜひ導入して、使い込んでみて下さい。
【無料】レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン
もくじ
1.ミックスマスタリングにオススメするプラグイン
プラグインは、本当にいろいろな所からリリ-スされていて、さらに種類も多いしですし、同じ機種・同じ様なシュミレ-トが、色々なところからリリースされて、はたまたフリ-ソフト等もある。
いったいどこの物を使えば良いのか、判断に迷われる思います。自分の見解では、フリ-ソフトはできるだけ避けた方が、無難だと思います。
余程、信頼できるソフトなら話は別ですが。
作業中は分からなくても、ミックスダウン等した時にノイズやクリップが、ある一定の条件をクリア-していないとノイズなどがはいるモノもあります。
この様に、色々制約がある可能性があるので、自分はお勧めしません。
では、数ある中から何を入れれば良いのか、2つのメ-カ-WavesとiZotopeを紹介します。
どちらのメーカ-を選ぶかについては、
こちらの記事【DAWプラグインエフェクト選び方、WavesかiZotopeどっち?】をお読みください。
Waves
このメ-カ-は、プロの制作現場でも定番中の定番です。
ですので、安心して使うことができます。
あと、プロも使っていると云う事なので、うまくいかなくても言い訳ができない。全ては自分の腕次第、そんなところも自分は気に入ってます。その中でも、使い倒してほしいのが…
H-EQ
イコライザ-
このイコライザ-は、掛も良くさらに、デジタル臭さが少ない。
ミックスだけでなくマスタ-リングにも使える。最高です。
使い込んでいくうちに、これのありがたみが良くわかると思います。
CLA-3
コンプレッサ-/リミッタ―
実機に忠実に、さらにそれをしっかりデジタル化したところが凄い!これでコンプを使っての、音の変化を勉強していくのが、もしかしたら一番いい方法かもしれません。それ位、良いソフトです。
L3マキシマイザ-
マキシマイザ-
マキシマイザ-とは、音圧を上げてくれるソフトです。このL3は、Wavesの中でも名器中の名器です。
3ということで、L1・L2も存在します。このL3が音圧を上げていっても一番極端な変化が起こらず音圧を、上げる事が出来ます。
NLS
ディスト-ション
これは、何と言っていいか…とにかくいい感じに音が歪むのです。何というか、狙ったとうりになる感じとも言いますか、とにかく使い込みましょう。
H-Delay
ディレイ
このディレイは、よく使います。迷ったらこれ!これを使って、試しまくる。迷ったら負けの世界です。
ホントに、良いソフトでアナログ感もデジタルも両方しっかり出ていて、また、それをブレンドした感じがとても良い感じです。
Wavesでは以上紹介したモノを、特に使い倒してほしいものです。なお、導入の際は色々入った、バンドル等で賢く導入してください。
izotope
かなり、攻めてるソフトを出しているメ-カ-です。
クリエ-タ-目線で、クリエ-タ-自身が曲を発表するにあたり、エンジニアリングに時間を取らせず。
クリエ-ティブな事に集中して出来る様に、AIを導入し、ミックス・マスタ-リング等のエンジニアリングを、80%くらい完成させてくれるソフトを出してます。
これがどの位かと言う事を、izotopeの人に聞いてみた所、
「大体、中級者位のエンジニアぐらいかな」とおしゃってました。
では、その役に立つソフトを紹介しましょう。
RX 8
iZotope RXは、もはや業界標準といったところの、ノイズを除去するソフトです。
自分も、このソフトのおかげで、大変だったノイズ処理が、本当にかなり助かってます。
本当にこれは、【音の黒魔術】です。
使いこなせば、これほど頼りになるソフトはありません。
なおグレ-ドが低くても、十分な性能を発揮してくれるのが、このソフトのもう一つの強みです。
Tonal Balance Bundle
まよったら、これを導入してミックス・マスタ-リングの時間短縮です。izotopeの強みAIに、80%は仕上げてもらって、そこから詰めるのもいいと思います。自分も、これでだいぶ作業が短縮して、助かっているところもあります。
PhoenixVerb by Exponential Audio
このリバ―ブは、使ってみてびっくりしました。今まで使っていた中で、たぶんこれが一番好きです。
それ位の惚れこみようの、リバ―ブソフトです。
一発、音を出した瞬間、「これは…」と思いました。お勧めです。
izotopeの紹介はこんな感じです。
ただ、RX 8・PhoenixVerb は別として、Tonal Balance Bundleに入っている。
Ozone ・Neutron ・Nectar ・Tonal Balance Controlは、自分は、ある程度のエンジニアリング等を覚えてから、使用した方が良いかもしれないと思ってます。
ある程度自分で出来ないと、このソフトの本当のありがたみが、分からないと思うからです。
【無料】レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン
2.エフェクトプラグインの種類
ミックスマスタリングに使える、オススメのエフェクトプラグインを紹介しましたが、エフェクトとは何かを分かっていないと、どの様な効果があるものか理解できないと思います。
まず、エフェクトプラグインとは何か?
「音に色々な変化を与えるものです。例えると、化粧みたいなものです。」
主要なものを、下の枠内にまとめましたので、ご確認ください。
リバ―ブ=音に残響音を掛けます。コ-ラス=音に広がりや厚みを与える。
ディレイ=音にヤマビコのような効果を与える。
コンプレッサ-=音の音量・音圧を変化させる。
イコライザ-=音の明るさを変化させる事が出来る。
フィルタ-=音の明るさを変化させたり、倍音を加えたりする。
ディスト-ション=音を歪ませる
ピッチ補正=音声をケロケロボイスに変化させたりするもの。
主要なものは、この様な感じですが、まだまだ様々な種類があります。とは云うもの、だいたい何かの発展形です。
「基本の効果を知っておくと、目新しいものが出た時に、何系かわかりやすくなります」。
【無料】レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン
3.DAW標準では不足?
「DAW標準エフェクトでは、だめなのか?」
という声が聞こえてきそうですね。もちろん、ダメではありません。
制作する楽曲やジャンルによっても、使用するものは変わってくるので、絶対と云う訳でありません。
制作するものによっては、そのDAWのエフェクタ-が良いと云う事もあります。
紹介したモノは、全般的に使えるモノばかりですが、ジャンルによっては、替えが利くものもあります。
どちらかと言えば、状況に合わせて使っていく感じです。もちろん、自分も標準のモノも使っています。
【無料】レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン
4.まとめ
DTM・DAWが、少しずつ使える様になってくると、ミックス・マスタ-リングに興味をもってたり、音源ソフトが気になったりして、ネットや書籍で情報を集め出すものです、自分もそうでした。
でも、ネットで調べても本読んでも、調べれば調べるほど…
「どれを導入していいかわからない!」これが本音でした。
紹介した8種類は、自分がミックス・マスタ-リングをする中で、使い続けているプラグインばかりです。
もし導入されたら、シッカリ使い込んでモノにして下さい。
以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。