こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。
宅録で、弾き語り動画を作っていると、
「ライブ配信がしたい!」
と思うかもしれません。一番簡単な方法は、iPhoneに高性能マイクをつけて配信する事。
「でも、できる限り高音質で配信したい…」
なら、ライブ配信の為に、ループバック機能が付いたオ―ディオインタ-フェイスやミキサ-が必要で、マイク等の設備も必要です。また、路上等でライブを行うとしても、機材をそろえなくてはなりません。そこで本記事では…
弾き語りを、宅録や路上ライブやライブ配信するのに必要な機材を紹介します!
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もくじ
1.弾き語りの種類
弾き語りと言っても、色々な種類があります。その中で代表的なものは、ピアノとギタ-です。
ではなぜ、ギタ-とピアノが良く使われるのでしょうか?
それは、両楽器とも和音楽器であり、コ-ドを鳴らすことが出来る楽器で、伴奏に適しているからです。もっとも、ベース等の楽器でも、弾き語りはできますが、和音楽器を使った方が無難です。
では、ピアノとギタ-どちらを選んだ方が良いのでしょうか?
楽器のよる違いを比べてみましょう。
ギタ-
・携帯性・機動性に優れている。
・弾ける伴奏がピアノに比べ限られている。
・演奏するのに自分の楽器を使う。
ピアノ
・シンセ・電子ピアノ等のキ―ボ-ドでない限り、持ち運びは難しい。
・場所によっては、会場にピアノがあり演奏できることもある。
・一人オーケストラと呼ばれる楽器なので、多彩な伴奏ができる。
ざっとこの様な違いがあります。
どちらの楽器を選んだとしても、弾き語りをしたいパッションは変わらない。さあ、歌いだせ!
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2.必要な機材
弾き語りをするにあたり楽するにあた、必要な機材は変わってきます。路上等で弾き語る場合と、配信や動画投稿等で必要な機材を、それぞれ各楽器ごとに紹介していきましょう。
なお、画像はスマホ等のカメラか、安価で高性能なカメラが販売されていますので、そちらを使用します。
ピアノ
路上等の場合
駅ピアノ等があり、それを使って弾き語りする場合は、楽譜だけで弾き語りをすることが出来るでしょう。ただピアノは音の大きな楽器なので、それに負けない声量は必要です。
キ―ボ-ド等を持って弾き語りする場合は色々機材が必要です。書き出してみると…
・キ―ボ-ド
・アンプ・スピ-カ-
・マイク(ダイナミックマイク)
・楽器・マイクスタンド
・電源
・各種ケーブル
これらの機材が必要となります。
ライブ配信・動画投稿の場合
生ピアノであれキ―ボ-ドでの弾き語りであれ、投稿の場合は楽器と歌唱を別々に録る方が、音質的にもミックスマスタリング的にも有利です。
ライブ配信であるなら、生ピアノの場合マイクは最低2本必要です。1つは楽器用にコンデンサ-マイク、もう1つは歌唱・MC用にダイナミックマイクです。この様にマイクの種類を分けると、音のかぶりを最小限に抑える事が出来ます。そして、各マイクからとった音をミキサ-かオ―ディオインタ-フェイスで、PCに送り録音及びカメラ画像とミックスして配信します。また音質を気にしないなら、iPhoneに高性能マイクを取り付けて、それだけでやるのもアリです。
キ―ボ-ドで付属音源またはPC音源を使い、ライブ配信する場合は楽器音はラインで出音して、歌唱・MC用にダイナミックマイク一つ立てるだけでよいでしょう。あとは、オ―ディオインタ-フェイスかミキサ-からPCに送り、音源と画像をミックスして配信するだけです。
ギタ-
路上等の場合
ギタ-で、弾き語りをする場合。アコースティックギターなら、簡単です。ギタ-を歌う場所まで持っていって、そこで弾き語りを始めればOKです。ただ、音量的な事もあるのでTHR30ⅡA Wireless等の電源内蔵アンプを持っていって、マイクを立てて、弾き語るのも良いでしょう。このセッティングなら、ルーパ-等を使った、かなり色々なパフォ-マンスができるはずです。と云う事は、エレキギタ-での弾き語りも可能です。
ライブ配信・動画投稿の場合
投稿の場合は、楽器と歌唱を別々に録る方が、音質的にもミックスマスタリング的にも有利です。録音のマイキングについては、下記の記事に書かれていますので、御精読ください。
プロの歌手のレコ-ディングとそれに迫る自分での録音・宅録の方法
ライブ配信であるなら、思い切ってiPhoneに高性能マイクをつけて、アンプで音を出しながら配信するのが一番簡単な方法でしょう。より良い音質お求めるなら、ピアノでも書きましたが、オ―ディオインタ-フェイスやミキサ-を使って、PCに送り画像と音源をミックスして、配信するのがベストです。ただし、音源のとり方によって、マイクの本数が変わります。
・ギタ-音をラインで出力する場合。
ギタ-音をラインで出力する場合は、MC・歌唱用にダイナミックマイクを立てるだけで良いでしょう。
この方法のメリットは、マイクによる音のかぶりが無くなること。デメリットは、ギタ-の音がどうしてもラインぽい音になる事です。この点が気に為らないなら、デメリットらしい所は見当たりません。
・ギタ-音をマイクで拾う場合。
ギタ-音をマイクで拾う場合は、ギタ-にできるならコンデンサ-マイク、歌唱・MCはダイナミックマイクでいくと良いでしょう。ギタ-のマイクもダイナミックマイクにすれば、かなり音のかぶりを減らすこともできますが、その代りに本来の音を、拾いきれない事もあります。ダイナミックマイクを使うなら、いっそラインで出音の方が良いでしょう。
この方法のメリットは、より高音質で配信することが出来ると云う事です。デメリットは、自分の前にマイクが二本たつわけですから、自分自身の動きの制約やカメラアングルの工夫が必要となります。
私がライブ配信するなら、楽器はラインで出音し、歌唱・MC用にダイナミックマイクを一本たてるだけにする。
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3.まとめ
宅録で、弾き語り動画を作っていると、
「ライブ配信がしたい!」
と思うかもしれません。一番簡単な方法は、iPhoneに高性能マイクをつけて配信する事です。
「でも、できる限り高音質で配信したい…」
なら、ライブ配信の為に、ループバック機能が付いたオ―ディオインタ-フェイスやミキサ-が必要で、マイク等をの設備も必要です。また、路上等でライブを考えるにしても、機材をそろえなくてはなりません。
良い音質で、ライブ配信しようと思えば思うほど、必要となる機材は増えていきます。ここは心苦しい所で、音質と手軽さ…どちらを取るか難しい所です。
「貴方ならどうする?」
とたずねれたら、自分はライブ配信ならiPhoneに高性能マイクをつけて配信するでしょう。この方がお手軽で、そこそこの音質で配信が出来ます。高音質で配信するのは投稿動画で、行った方が何かと有利と云う事も、理由にあります。
そこで本記事では…
弾き語りを、宅録や路上ライブやライブ配信するのに必要な機材を紹介しました。
以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。
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