こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。
DTMや宅録のみならず、ドラムがいないバンドや自分一人でパフォーマンスをする人や、ビートメイカ-やトラックメ-カ-等、様々な人が作りこんでいる【ドラム打ち込みビートメイキング】。特殊な機材が必要と思われがちですが、今はDAWさえあれば、基本が分かっていれば誰にでも作成は可能です。そこで本記事では…
宅録/DTMでの、ドラムやビートの打ち込み方や基本について紹介します。
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もくじ
1.基本は4つ打ち
ドラム等の打ち込みを始めるにも、コピ-する曲等の楽譜等があれば良いですが、オリジナル曲の場合は何を打ち込んで良いのか悩むと思います。
そんな時に役に立つのは、4つ打ちです。
因みに、上の画像のドラムパ-トは小さめでまとめてある場所です。
まずは、画像にある様に1小節制作します。
・1拍目3拍目に、バスドラムを打ち込む。(赤枠)
・2拍目4拍目に、スネア-ドラムを打ち込む。(黄枠)
・ハイハットを8ビ-トなら8分音符か16ビ-トなら16音符で打ち込む。(青枠)
・以上のモノを、4小節分コピ-する。
以上の方法で、4小節分の基本的なドラムビ-トは制作することが出来ます。なお1小節目の最後のハイハットをオ-プンハットにする等の、何かアクセントを付けておくと小節の終りが分かりやすくなります。後は、タムなどを任意の場所に織り交ぜて、ドラムビ-トを彩っていきます。
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2.ドラム打ち込み・ビ―トメイキング
DTM/DAWを扱う人なら、ドラムの打ち込みは馴染みのあるものでしょう。また、DJ等をやっていてビートメイキングをする人も、打ち込みには馴染みがあると思います。
今は音源も良い物がそろい、本物と聞き分けができない程よい音源もあります。また、音自体を加工してしまうならば、打ち込みでもさほど問題はないでしょう。
とは、言うものもメリットデメリットはあります。
打ち込みのメリット
・実際に、打楽器が叩けなくてもビートを作成できる。
・比較的簡単に、様々なビ-トを作ることが出来る。
・曲制作後でも、テンポを変更するのがやりやすい。
・実際に見たこともないもの使用できる。est…
打ち込みの最大のメリットは、ドラムや打楽器が叩けなくてもビ-トを作成できる事でしょう。ネットや本で調べれば、幾らでも基本的なビートは作成できる強みがあります。そしてこれらを基礎に、複雑なビートメイキングも可能です。
また、曲を制作中にテンポの変更をするのが容易で、MIDIの強みでもあります。
打ち込みのデメリット
打ち込みのデメリットは、どうしても生ドラムに比べてデジタル臭くなります。この感じ自体を、曲のニアンスにしてしまえば問題は無いのですが、全てがすべてその様にするわけにはいかないので、MIDIパットやMIDI出力できるデジタルドラム等で、打ち込みか分かり辛くする為の技術は必要です。
また、ニアンス等をつけるのも、かなりの手間がかかります。
あと、演奏前提のドラムを組む場合に、演奏不可のドラムを組み上げてしまう可能性もあります。この為にも、ドラムの各楽器の場所やある程度の叩き方は、知っておくべきでしょう。
・生ドラムと比べると、どうしてもデジタル臭い。
・生ドラムの様なニアンスを付け様とすると、手間が多い。
・微妙な、テンポの変化を付けづらい。
・演奏不可のドラムを組み上げてしまう可能性。est…
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3.色々なビ-トに挑戦していこう
4つ打ちが理解が出来れば、これを基本に様々なビ-トを作成していきましょう。
8ビ-トでも16ビ-トでも、4ビ-トであろうと製作は可能です。作り方は、あえて書かなくても調べればすぐに出てきますし、基本さえ分かっていれば、どの様に自分で導き出すことも可能です。
演奏できるかは別
ただ、そのビ-トが実演可能かは話が別です。打ち込みはあるあるで、どうしても実演不可能なビートを組んでしまう事があります。もし、誰かに演奏してもらう事を前提とするなら、ニナンスを伝える為に打ち込みを制作するか、演奏できるようにリズムを組み上げるかを製作段階で、決めておきましょう。
深淵なる打ち込みの世界
打ち込みでビ-トを作る事は、ある種の沼にはまる可能性もあります…
アナログシンセ音源やサンプリングをして音源を変化させて使用するビ-ト作成…
いろいろ始めてしまうと、思わずあれもこれもと為ってしまいます。完全なる沼です。さらに、感性だけでMIDIを打ち込んだりオ-ディオファイルを張り込んでいくことも可能なので、一番簡単に音楽制作を楽しむ事が出来るので、誰にでも作り上げる喜びを味わう事が出来ます。
しかし、誰にでも出来るという事は、沼の深さはかなりの物です。
覚悟を決めてハマっていきましょう!
これを機に、打楽器をやってみるのもありだろう。やってみると、面白くてハマるのは間違いないであろう!
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4.まとめ
DTMや宅録のみならず、ドラムがいないバンドや自分一人でパフォーマンスをする人や、ビートメイカ-やトラックメ-カ-等、様々な人が作りこんでいる【ドラム打ち込みビートメイキング】。特殊な機材が無いとできないように思われがちですが、今はDAWさえあれば、基本が分かっていれば誰にでも作成は可能です。
実際、自分もかなりビ-トは悩みました。自分がドラムを叩ける訳でもないですし、当時は録音技術も知りえなかったです。ですので、必然的に打ち込みになったのですが…やりだすと奥が深い、途方にくれましたね。MIDIを駆使したり自分で試行錯誤して組んだりして、どうにか自分のモノを作り出してきました。
その中で一番分かった事は、「実際に叩いてみないと分からない。」これです。
叩いてみないと、その楽器の感じは分かりません。この経験が、打ち込みの時に役に立ちます。なので、ぜひ機会がありましたら叩いてみることをお勧めします。その時に役に立つ記事のリンクを張っておきますので、ご精読ください。
以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。
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