アコギを録音する時のマイク位置・音質について解説します

Pocket

こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。

アコ-ステックギタ-を、ライン録音では無く…コンデンサ-マイクで上手く録音したいですよね。

自分も最初はライン録音で良いかと思ってましたが、試しに録ってみたら「アコギの録りはコレだな…」と思い。それ以来、アコ-ステックギタ-はマイク録りです。

今日は師匠から教わって実践してきたこと、そして自分が経験してきた事を貴方に紹介します!

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

もくじ

1.アコギ録音

楽器の録音をするならば、当然の事ながら録音ができる機材があるとおもいますが…これから、録音を始める方もいると思いますので、軽く紹介します。

・録音機材=PCもしくは、録音ができるミキサー等。・オ―ディオインタ-フェイス(ミキサー等で録音ができるなら不要)

・コンデンサ-マイク

・サスぺ-ションフォルダ-(マイクに付随してるなら不要)

・マイクスタンド

・機材をつなぐ各種ケーブル

さて、アコ-ステックギタ-の録音は、ピックアップが付いてるか付いていないかでも、選択が変わってきます。エレアコと呼ばれるアコ-ステックギタ-は、ピックアップが付いており、これを利用してラインで録音する事も可能です。

マイク録音

楽器の前に、マイクスタンドで、マイクを立てて録音する方法です。アコ-ステックギタ-の場合、コンデンサ-マイクを使用しての録音を推奨します。これにより、生々しい音が録ることができます。なお、コンデンサ-マイクはファンタム電源と言う電源を使用します。

さてコンデンサ-マイクの録音で、ぜひ使って欲しいのはマイクプリアンプもちろんオーディオインタ-フェイスやミキサ-にも付いているモノはあります。ですが、外部機器を使った方が良い結果が生まれる事が多いです。

あと重要なモノは、コンプレッサ-です。かけ方は、小さな音時に少しコンプレッションする位に設定します。コンプレッサ-は、DAW上やオーディオインタ-フェイスの簡易ミキサ-または、録音ができるミキサ-には付いているので心配は無いのですが…良い録音をするには、こだわりたいです。

一つで機材でまとめたいならオーディオインタ-フェイスを、UNIVERSAL AUDIOの物を購入してください。搭載されているマイクプリアンプとバンドルが良い物が入ってます。

なおマイク2本録りは、エンジニアリングが大変な為オススメしません。

ライン録音

エレアコなら、シ―ルドをオ―ディオインタ-フェイスにつないで、録音する事が可能です。周囲の雑音をマイクが拾う心配もなく録音がおこなうことが出来ます。それでも、マイクプリアンプをDIの代わりにして、録音がすると音が太く録れます。試してみてください。

また、ラインとマイクを同時に録音する時もあります。弾き語りの時にやる手法ですが、この時ラインの音は低音を重視する為に録ると考えてください。

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

2.基本的に位置と特性

 

マイクを置く位置や向きによって、アコ-ステックギタ-の録り音はガラッと変わります。一応は扱いやすいサウンド特性などはありますが…一番は大切なのは、弾いている奏者が気持ちの良い音でないと、良い録音は出来ないと云う事、この事を忘れないでください。

マイクまでの位置は

マイクは基本、水平に立ててください。そのマイクの正面に対して、自分の録りたい狙いの位置に、自分が移動すればよいです。ただ部屋の都合上できないのであれば、マイクスタンドで調整してください。

また、楽器とマイクの距離は15~20cm位が目安です。弾きにくい様なら、もう少し離しても大丈夫です。

マイクが狙う位置で音が変わる

コンデンサ-マイクは、単一指向性のものが多いのでどこを狙うかで、音質が変わります。マイクの位置を下記の図で表してみました。

 

・マイク1

このマイクの位置は、12フレットにマイクを置き。サウンドホールに45度位の向きでマイクが正面を向く状態で、録る方法です。

この方法だと、弦鳴り弦自体の倍音が良くとれ、アコギの特徴のシャリシャリした弦音が録れます。このサウンドは、バンドサウンドmixをするのに相性が良い音が録れます。

・マイク2

このマイクの位置は、12フレットにマイクを置き。マイクを12フレットに向けて垂直に録る方法です。

この方法だと、アコギのやわらかい感じの音を、録ることが出来ます。この録音方法も、バンドサウンドmixをするのに相性が良い音が録れます。

・マイク3

マイクを矢印の位置位で、垂直もしくはサウンドホ-ルにマイクの正面を向けて録る方法です。

低音が、かなり豊かで箱鳴りが録ることが出来ます。

・サウンドホール狙い

サウンドホ-ルの前にマイクをセットし、サウンドホ-ルに対して垂直で録る方法です。

低音がシッカリでるアコギらしい「ガリっと」した音が録れます。このサウンドは、弾き語りに良いサウンドが録れます。

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

3.まとめ

アコ-ステックギタ-を、ライン録音では無く…コンデンサ-マイクで上手く録音したい。自分も最初はライン録音で良いかと思ってましたが…。弾き語りの時に試しに録ってみたら、「アコギの録りはコレだな…」と思いました。

その時は、まだマイクプリはオ―ディオインタ-フェイス付随の物、コンデンサ-マイクもセットで付いてきたものでした。それでとっても、明快にライン録音より良い物が録れたことを覚えています。それ以来、アコギはマイク録りです。

そこで今日は、師匠から教わって実践してきたこと、そして自分が経験してきた事を貴方に紹介しました。

以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

関連ページ