こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。
こんな悩みありませんか?
コ-ド進行を利用して、作曲しようにもKeyが分からないので、音階が分かない。だから、コード進行を利用して作曲が出来ない。じぶんもKeyの判別ができなくて、困っていた時期があったので良く分かります。そこで、Keyの判別ができなくて困っている貴方に…
簡単にKeyの判別する方法や簡単な作曲に必要なダイヤトニックコ-ドの流れを紹介します!
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もくじ
1.コード進行を利用して作曲する為に
既存のコード進行をつなぎ合わせて、1曲分のコード進行を完成させてから、メロディ-を制作する。これは、よくある作曲の方法です。
ただ、つなぎ合わせるコード進行のKeyが統一されていないと、メロディ-を考えるにしても、音階が見当違いになりかねません。
ですので、使用するコード進行が、どの様なKeyで構成されているのかを知るのは、コード進行を利用して作曲するうえで重要な事ですので、その方法を紹介します。
Keyを特定の必要性
作曲をする際、特に既存のコ-ド進行を使う場合。そのコ-ド進行のKeyが分かっていないと、見当違いの音階を使って作曲してしまうことに為ります。これは非常にまずいので、最初の段階でKeyを特定しておいた方が都合が良いです。
また、複数のコード進行をつなげて使う場合も、使うコ-ド進行のKeyが把握してなければ、全てのコ-ド進行のKeyを合わせる事もできません。
この事からも、使用コード進行のKeyの判別は、曲のKey統一の為にも必要な作業です。
ダイアトニックコ-ドから考える
1.
Keyを判別するのに、ダイアトニックコードから判別する方法があります。上の表1は、各Keyのダイアトニックコ-ドを記したものです。ダイアトニックにはそれぞれ役目があります。この表ではT(トニック)系=黄色、SD(サブドミナント)系は橙色、D(ドミナント)系は赤色で色分けしています。この表をもとに、自分が使うコ-ド進行に何が使われてるのかを、探ってKeyを選別することが出来ます。例を挙げるなら…
D-A-F#m-Bm
というコ-ド進行があったとします。表1のKey-Dを見て下さい、全てのコードが記されいます。ということは、このコ-ド進行はKeyDとゆうことに為ります。
この様な感じで、Keyを判別していって下さい。
M7・7への対応
2.
上のダイアトニックコードを記した表2は、新たにM7と7を組み合わせたものです。この様に、4和音になってもあまり、変化が無く。なじみの深いコードも増えたと思います。
また、aug・sas4はKey判別の際は、あまり考えなくても良いです。更に、add9・9・11・13等のテンションコ-ドやG/BやGonBなどの分数・onコ-ドはKey判別時には、コードだけで、考えてください。
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2.作曲の為にダイアトニックコードの流れを知る
前章では、ダイヤトニックコ-ドの機能の分類や、それを利用したKey判別について紹介しました。この章では、コード進行をつなげるのに必要な、ダイヤトニックコードの流れの、代表的なモノを紹介します。
強進行
強進行とは、ドミナントモ-ションの元になる強い音の動きの事です。この強進行がある事で、曲に一貫性や聴きやすさが生まれます。この様な事からも、強進行はリスナ-を感動させたり、納得させたりと必要な概念である事を覚えておきましょう。
強進行にはいくつ種類あるのですが、とりあえずこれを覚えておけば良いモノに、完全4度上行または完全5度下行の「4度進行」というモノがあります。例に表すと…
・C-F
・F-B♭
・B♭-E♭…
まだまだありますがこの様な感じが「4度進行・強進行」。これには、コードが持つメジャ-・マイナ-やセブンスの要素は関係ありません。
さてこの事からみると、ダイアトニックコ-ドからみる「Ⅴ―Ⅰ」は完全4度上行ですので、強進行を利用しているのが分かります。さらにこの進行を強くするなら、セブンスを使った「Ⅴ7―Ⅰ」する事も可能です。
さらにこの「Ⅴ7―Ⅰ」のⅤ7はⅡmとⅤに分解する事も可能です。強進行のコード進行でよく使われる「Ⅱm7-Ⅴ7進行」です。
カンデンツ
カンデンツとは、コード進行の流れを端的に表したもの、一般的には心地の良い響きが感じられる流れてされています。例をダイアトニックコ-ドで表すと…
・Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ
・Ⅱm-Ⅴ-Ⅰ
・Ⅰ-Ⅲm-Ⅵm-Ⅴ
などが、カンデンツの形の流れになります。この流れをよく理解して曲の分析できる様になれば、Keyの判別にも役に立ちます。ただ、度数やコードの機能、カンデンツによるコ-ド進行パタ-ンの理解が必要になります。
3.dimや分数コ-ド等の簡単な説明
dimやG/B等の分数コードを説明していると、ここでは文面が長くなりすぎるので、すぐにも利用できるように、簡単に説明をしていきます。
dim(デミニッシュ)利用例
C-C-Dm7-G7
というコ-ド進行が、あったとします。これをdimを使ってコ-ド進行を手直しすると、雰囲気の変わった次のコ-ドにつながる進行に変化できます。
C-C♯dim-Dm7-G7
G/B・GonB等の分数コ-ド・onコ-ドの利用例
C-Em-Dm7-G7
というコ-ド進行が、あったとします。この進行を分数コ-ドを使って、変化させるとベースが下がっていく進行に変化できます。
C-Em/B-Dm7/A-G7
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4.まとめ
コ-ド進行を利用して、作曲しようにもKeyが分からないので、音階が分かない。だから、コード進行を利用して作曲が出来ない。自分もKeyの判別ができなくて、困っていた時期があったので良く分かります。しかし、Keyの判別は既存のコード進行を使った作曲では、必須のテクニックなのでぜひものにして下さい。
また、Keyについて細かく書いた記事のリンクも貼っておきますので、興味がありましたら御精読ください。
作曲のやり方や、役に立つコ-ド進行の記事はこちら
作曲のやり方・作曲初心者の役に立つ定番コード進行11パターンを紹介!
コード進行から作曲する方法【既存のコ-ド進行にメロディ-を付けよう】
今回の記事では、Keyの判別ができなくて困っている貴方に…
簡単にKeyの判別する方法や簡単な作曲に必要なダイヤトニックコ-ドの流れを紹介しました。
以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。
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