こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。
DAWで曲を作るDTMerなら、気になるエフェクトプラグイン・コンプレッサ-。このコンプレッサ-というプラグイン楽曲制作だけだ無く、マイクレコ-ディングの時には無くてはならないものです。これが無いと、録音物は音が割れてレコ-デングになりません。その位、音楽制作に重要なプラグイン・コンプレッサ-、各メ-カ-から発売されいったいどれを選べばよいか迷いますし、そもそも使い方が良く分からん!そんな貴方に…
DTM/DAWに必要・重要なコンプレッサ-、オススメ5種類と使用方法を紹介します。
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もくじ
1.コンプレッサ-とは、
コンプレッサ-とは、一般的には「音量を押さえる」「音量を一定にして聞きやすくする」エフェクトです。基本概念はこれです。そして、コンプレッサ-は時間軸の中で音質を変化させるエフェクトですが、この時間軸の中に複雑な音質変化が含まれています。
コンプレッサ-とは、音量を押さえ・一定にして聞きやすくするだけでなく、複雑な音質変化によって音質・音量コントロ-ルできるエフェクトです。
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2.このコンプレッサ-があれば大丈夫
Wavesのプラグインばかりで恐縮ですが、一番使いかってが良くかつ実践的なモノとなると、このプラグインになります。そもそもコンプのプラグインは数が多く、選ぶのもなかなか骨が折れます。その時間を、楽曲制作活動に向けた方が建設的だと自分は思います。
CLA-3A
レシオやアタック・リリ-スタイミングの調整も無く、原音忠実に、そしてコンプをかけ過ぎても、音の崩壊がほぼ無い理想のコンプです。
CLA-3Aは、全ての楽器に使用できるプラグインです。自分はこのプラグインで、ミキシングの時の音量調整等の調整をすべて行います。それくらい使いかってが良く分かり易いです。
まずは、このコンプで「コンプをかけるとどの様に音が変化し、どの様な感じになるか…」を感じ、使い倒してほしいプラグインです。因みに各楽器の設定は、Loadから呼び出したものを使いそこから調整していきます。
CLA-76
EQのような役割を担うコンプレッサ-です。もちろんコンプレッサ-としても非常に優秀です。
CLA-76も、どのような楽器にもかけれるコンプではありますが、オススメの使い方としては多段掛けする時!
CLA-76は、アタックタイムやリリ-スタイムそして、レシオを設定する事が出来ます。これらを使って、音波形のピークを理想のコンプレッション感に調整していきます。つまり、EQで周波数帯のピークを、調整する様な感じをこのコンプでおこなう感覚です。
使用方法は、Loadから音色に合うプリセットを選び、そこから微調整すると良いでしょう。
L1Ultramaximaier
L1-Ultramaximaier(以下L1)は、リミッタ-です。CLA-3Aは万能に使えるコンプレッサですが、このL1はドラム等の打楽器を適切にコンプレッションするのに使用します。
L1は、ある一定の音以上にはならない様にリミッタ-が掛かるので、ダイナミックスが大きい打楽器には最適です。少しリミットが掛かる位に設定し、そこからCLA-3Aの様にミキシングの音量調整等に使います。なお、太鼓系はoutを―10位に設定するのがコツです。
L3LL-Maltibandmaximaier
L3LL-Maltibandmaximaier(以下L3LL)は、各楽器にばらしてあったドラムをまとめた、ドラムのバスに使用するプラグインです。L3LLは、マルチバンドのリミッタ-なので、各帯域にそれぞれ適切にコンプレッションを施してくれます。ドラム全体の音を、ミキシングで音量調整する時は、このプラグインのoutを-2~3位に設定し、スレッショルドで調整します。
また、L3LLはベースにも使う時があります。使い方は、ドラムと同じです。なお音が大きすぎる場合は、outの設定を下げて下さい。
DeEsser
ボ-カルのオ―ディオファイルに差すプラグインです。歯擦音(シビラント)日本語で言うところのサ行を抑制するッコンプレッサ-です。これを、適切に掛ける事によってボ-カルの歌詞の発音を聞きやすくします。
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3.使い方
コンプレッサ-は、EQの後に掛けましょう。「コンプが先かEQが先か問題」は良く論議になり、自分はEQの後にコンプと習いました。
理由は単純で、EQで調整した音に対してコンプレッションするという考え方です。もし逆だと、何の調整もされていない原音に対してコンプレッションが掛かった状態の音を、EQ処理をしなければ為らないからです。この順番ですと、適切にEQ処理をするのが、なかなか厳しいモノになってしまします。
まずは、原音をミキシングできるように処理をしてから、コンプした方が処理が楽な為オススメします。
なお、各楽器の掛ける順番は
ボ-カル=EQ→Desser→CLA-3A
ドラム=各楽器(金物はまとめる)EQ→L1もしくはCLA-3A出音はドラムバスへ、
ドラムバス=EQ→L3LL
ギタ-(アコギ・エレキ共通)=EQ→CLA-3A
べ-ス=EQ→L3LLもしくはCLA-3A
キ―ボ-ド・シンセ等=処理された音をEQ→CLA-3A
もし、CLA-76を多段掛けする場合は、CLA-3やL1の前に掛けて下さい。
各種エフェクトを掛けたい場合は、コンプ・リミッターの前にかけて下さい。なお空間系のエフェクトは、余程重要でない限りここで掛けるのはNGです。
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4.まとめ
DAWで曲を作るDTMerなら、気になるエフェクトプラグイン・コンプレッサ-。このコンプレッサ-というプラグイン楽曲制作だけだ無く、マイクレコ-ディングの時には無くてはならないものです。
これを使用しないと、録音物は音が割れて録音が失敗してしまいます。当然ボ-カル録音時には必須で、音楽制作に重要なプラグインです。
コンプレッサ-は、各メ-カ-から発売されいったいどれお選べばよいか迷うくらい数があります。まずは、今回紹介したコンプレッサ-・リミッタ―を使い倒し下さい。そうすれば、何が必要で何が必要でないかが、おのずとして見えてくると思います。
本記事では、コンプレッサ-・リミッタ―でお悩みの貴方の為に…
DTM/DAWに必要・重要なコンプレッサ-、オススメ5種類と使用方法を紹介しました。
また、DTM/DAWで音楽制作に必要な最小限のプラグインの記事のリンクも貼っておきます。御精読ください。
以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。
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