DAW・StudioOne歌ってみた等の録音セッティング方法

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こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。

はじめて、マイク録音をしようと思った時の事、今でも覚えてます。機材があってもどの様に接続し、どの様にどの様にセッティングするのか…2・3度見た録音風景を思い出しながら、手探りで行いました。

そこで本記事では、DAWのStudio Oneを使い「歌ってみた」や生楽器の録音の為に必要な、DAWの設定や機材準備について紹介します。

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もくじ

1.オ―ディオトラックを作成して準備

録音の為に、オ-ディオトラックを作成します。上記の画像のオレンジ線が引いてあるトラックをクリック、すると色々と出てくると思いますが、その中からオーディオトラック作成をクリック。この時、録音がモノラルならモノラル、ステレオならステレオを選択します。

そうすると上記の画像の様に、トラックが作成されます。この時、モノラル録音の場合は紫色の枠内が、オ―ディオインタ-フェイスに、入力プラグを差し込む場所になっているかチェックして下さい。もし違う場合は、差し込む入力場所に変更します。ここを間違えると、いつまでも録音できません。

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2.機材の接続

上記の画像は、マイクからマイクプリアンプ、そしてオ―ディオインタ-フェイスへとつないだ、画像です。この様にしてつないでいくのですが、Focusrite Scarlett2i2を使って、一つ一つ順を追って紹介しましょう。

上記の画像に、L・Rと書かれている所があります。ここが、マイクシ―ルドのTLRプラグや、ギタ-シ―ルドのTSフォンプラグを差し込む入力口になります。

水色の枠内は、LineとInstの切り替えです。マイクやDIを通したギタ-等はLineで、ギタ-等を直接入力する場合はInst。細かく言うと、インピ―ダンスとかの話になるのですが、細かい事は横に置いといて、ここはそう言うものだと覚えて下さい。

オレンジ色の枠内は、入力のゲインの調整に使うつまみです。入力が許容量をオーバ-すると、周りが赤くなります。逆に安定した状態だと、グリ-ンに光ります。これは何に使うというと、オ―ディオインタ-フェイスから、DAWに録音する際の音量です。この音量が大きすぎると、音が歪んでしまったり割れてしまいます。特に、マイクプリアンプを使用しないで、オ―ディオインタ-フェイスのマイクプリアンプで録音する時は、調整に気を使いたいつまみです。


音の入力量の調整は説明しづらいが、この場合はつまみの周りが、うっすらオレンジ色になる位までなら大丈夫だろう。

ギタ-等のTSフォンプラグはそのまま差せばよいですが、マイクなどに使うTLRプラグは上記画像のプラグのオス側を、入力口に差し込みます。

TLRプラグのメスは、マイク側に差し込みます。これで、マイクとオ―ディオインタ-フェイスがつながり、音を録音できる様になりました。なおコンデンサ-マイクの場合、オ―ディオインタ-フェイスのファンタム電源(48vと書かれているスイッチ)のスイッチをいれると音が拾えます。ダイナミックマイクの場合は、スイッチオンです。

上記までで、ボーカルやアコギなどの生楽器を録音する事は出来ますが、より良い音で録るためには、マイクプリアンプとコンプレッサーが欲しいです。マイクプリアンプでアナログ的に増幅し、コンプレッサ-でダイナミックスをそろえる、こうする事で音の無駄なひずみや割れを防ぐことができ、良質の音を録音する事が出来ます。特にコンプレッサ-は、良い物が欲しいです。ダイナミックスが強い楽器を録音する時にも必要ですが、ボ-カル録音には必須といる位の物です。人の声は、かなりのダイナミクスを持っているので、これをある程度均一にする事で、聞きやすいい音質の音を録音する事が出来ます。


単体やマイクプリにアンプ付属が無い場合、プラグインでも良いので掛けて録音するべし。

マイクプリアンプでも、つなぎ方はあまり変わりません。上記画像は、オ―ディオインタ-フェイス入出力口をとったものです。マイクからのシ―ルドは、空いている入力側に差し込みます。出力側からでたシールドはオ―ディオインタ-フェイスまたは、コンプレッサ-など次につなぐものへつなぎます。

上記の画像は、機材の録音状態が整ったものです。マイクもマイクスタンドにセッティングして、ケーブル類もすべてつなぎました。注意として、マイクプリアンプの電源は、この状態が出来てから入れましょう。いらぬ機材トラブルを未然に防ぐことが出来ます。

また、コンデンサ-マイクを取り外す時は、電源を落としてから、しばらく経ってからにしましょう。マイクの中に電圧が残っている状態で、取り外すとマイクが壊れる可能性があります。これは、真空管を使っているマイクプリ等にも言える事で、シールド類の取り外しは電源落としてから、しばらく経ってからにしましょう。これもいらぬ機材トラブルを防ぐためです。

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3.マイク録音の注意

防音室のない宅録で、歌や楽器をマイク録音する場合、注意する事があります。

・生活音等のノイズを極力少なくする。

・マイクとの距離を、できる限り一定の位置。

・集中力がある、1~3テイクで出来る限り録りきる。

歌の録音や楽器の録音については、以下の記事で詳しく紹介しているので、御精読ください。

プロの歌手のレコ-ディングとそれに迫る自分での録音・宅録の方法

アコギを録音する時のマイク位置・音質について解説します

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4.まとめ

はじめて、マイク録音をしようと思った時の事、今でも覚えてます。機材があってもどの様に接続し、どの様にセッティングするのか…2・3度見た録音風景を思い出しながら、手探りで行いました。

自分は、録音の現場を体験できていたので、レーコ-ディングの段取りや機材等の使い方に、触れる事が出来ました。しかし、皆が経験できるわけでわありません。

そこで今回は、基礎的な機材セッテングや録音方法を紹介しました。録音の事などは、どうしても言語化するのが難しい所もあります。ですので、自分で行い経験して技術を手に入れて下さい。

本記事では、DAWのStudio Oneを使い「歌ってみた」や生楽器の録音の為に必要な、DAWの設定や機材準備について紹介しました。

以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

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