ダイナミックマイク?コンデンサ-マイク?弾き語り等状況別のマイク選び

Pocket

こんにちは、IxSA pjt代表・音楽家の朝日勇結です。

弾き語りをするにあたって、ダイナミックマイクかコンデンサ-マイクどちらを選ぶべきか、悩ましいと思います。また、ボ-カル録音や楽器録音の際もどちらを使うか悩む所です。

小難しい、マイクの仕組み等はさておいて、「各状況に適したマイクは何か?」そんな悩める貴方に…

弾き語りや楽器・ボーカルの録音時やライブ生配信には、ダイナミックマイク?コンデンサ-マイク?状況に応じたマイク選びを紹介します!

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

もくじ

1.弾き語りのマイク選び

「弾き語りには、コンデンサ-マイクとダイナミックマイクどちらの方が良いか?」

自分の望む音が録れるなら、どちらのマイクでも構わないです。ただし、各マイクには特性があります。それを踏まえて、マイク選びをするのも良いでしょう。

・ダイナミックマイク

耐久性に優れ、接続方法もマイク入力端子に接続するだけと簡単で、音量に対する耐性も高いです。ただ細かな音を拾う感度は、低いです。この特性のおかげで、ノイズもそこまで気になりません。

・コンデンサ-マイク

衝撃に弱く、湿気などの管理を怠ると、壊れてしまいます。この様に書くと、取り扱いが難しく感じてしまいますが、丁寧に扱っていれば、そうそう壊れるものではありません。接続方法も、マイクに電気をためて音を拾うので、ファンタム電源を供給できる入力端子につなぐ必要があります。マイク感度が非常によく、細かい音やニアンスを録音できる反面、ノイズ等音を拾ってしまうので、対策が必要です。この様な特性上、音量に対しての耐性は高くないのでドラムやベースアンプの録音は注意が必要です。

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

2.録音するなら

弾き語りを、配信用やでも音源用に録音するなら、ダイナミックマイクとコンデンサ-マイクどちらの方が、向いているのか、紹介しましょう。

一発録り

一発録音で素の音だけで勝負するなら、感度の良いコンデンサ-マイクを一本立て取るのが良いでしょう。録音後にエディット・ミキシングをしたいのであれば…

・ボーカルはダイナミックマイク。

・楽器は、コンデンサ-マイク勧めますが、ダイナミックマイクでも構わない。

と、この様な感じになります。収音レンジが狭いダイナミックマイクで、余分な音をマイクで拾わずに歌を録り。楽器の細かなニアンスをコンデンサ-マイクで録る。この様な録音イメ-ジです。

多少、ミキシングが面倒になっても良いなら、ボーカル・楽器共にコンデンサ-マイクでも構いません。

各パ-ト別録り

ボ-カルと楽器を別々に録音するならば、どちらもコンデンサ-マイクで録ります。これで細かなニアンスも録ることが出来ます。

ただ、ボーカル録音はダイナミックマイクの方が声質に合っていて、

「このマイクじゃないとダメ!」という場合もあります。その場合は好みの方のマイクで、録りましょう。

どのマイクを使うか悩むのであれば、コンデンサ-マイクで録りましょう。

楽器は、アコースティック楽器の大半はコンデンサ-マイクで録音しましょう。ドラムのバスドラムや和太鼓等の音量が大きい楽器は、ケースバイケ-スでマイクを選択します。

また、ライン録音ができるアコ-スッテク楽器や電子ピアノは、ラインで録音するのもアリでしょう。こうする事で、楽器のノイズを最小限度に抑える事もできます。ただし、ライン録音ぽくなり、マイク録音の様なニアンスには為らないので、ご注意を…。

ボ-カルやアコースティックギタ-の録音法については書いた記事がありますので、下記にリンクを張っておきますのでご精読ください。

アコギを録音する時のマイク位置・音質について解説します

プロの歌手のレコ-ディングとそれに迫る自分での録音・宅録の方法

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

3.ライブするなら

弾き語りの、アンプラグドや生配信等のライブをするのであれば、ボーカル・楽器どちらのマイクもダイナミックマイクとなるでしょう。

もちろん、先記の「別録り」のところでも書きましたが、楽器がライン出力できるものであるならば、ラインで音を出しても良いでしょう。音はラインぽっくなってしまいますが、ダイナミックマイクで音を拾うのであれば、自分はラインで出力しても良いと思います。コンデンサ-マイクの音なら、苦労しても録音する価値や出音する必要性を感じますが、コンデンサ-マイクを使わないのであれば、機動性や利便性の方がはるかに重要だと考えているからです。

また、ボ-カル・MCもライブの場合コンデンサ-マイクより、ダイナミックマイクの方が有利です。ライブや生配信で、ノイズに対しての対策が不利な場合や、ノイズが多い環境になればなるほど、周囲の細かな音を拾わないダイナミックマイクが特性が生きてきます。

思い返してみて下さい。ライブ会場のマイクはダイナミックマイクですよね。

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

4.まとめ

弾き語りをするにあたって、ダイナミックマイクかコンデンサ-マイクどちらを選ぶべきか、悩ましいと思います。また、ボ-カル録音や楽器録音の際もどちらを使うか悩む所です。

実際の所、「自分の気に入っているマイクで録音すれば良い」が答えとなってしまうのですが、これを言ってしまっては元も子もない…。

一つ示唆を自分なりにさせて頂くなら以下のとおり。

録音・レコ-ディング

ボ-カル・アコ-ステック楽器は、コンデンサ-マイク。例外として音の出力が大きい、バスドラムや和太鼓の場合はコンデンサ-マイク。また、アコースティック楽器は楽器によってライン録音できるものはラインでの録音も同時に行う。エレクトリック系の楽器は、基本ラインでの録音。

ライブ・生配信

ボ-カルはコンデンサ-マイク。楽器はライン出力できるものは、全てラインで出音。ライン出力できない楽器は、ノイズ等の条件がクリア-出来ない限り、ダイナミックマイクでマイクで音を拾い出音。

と、この様な感じを提示します。

さて、小難しい事はさておいて、「各状況に適したマイクは何か?」そんな悩める貴方に本記事では、

弾き語りや楽器・ボーカルの録音時やライブ生配信には、ダイナミックマイク?コンデンサ-マイク?状況に応じたマイク選びを紹介しました。

以上、紹介したことが、
あなたの参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

【無料レコ-ディングやミックス・マスタリング解説と作曲のコツ動画付きメ-ルマガジン】これで、レコ-ディングやミックス・マスタリングの基礎と作曲のやり方がわかります!

関連ページ